ラズパイ(ラズベリーパイ)を使って喋らせる3つの方法を比較

喋り ラズパイ
ラズパイ

ラズパイ(ラズベリーパイ)単体にはスピーカーは内蔵されていませんが、

外付けのスピーカーやBluetoothスピーカーを接続すると、音声を出力することができます。

Bluetoothスピーカーの設定方法は、こちら↓

【ラズパイ】再起動後、Bluetoothスピーカがつながらないトラブル
ラズパイ(ラズベリーパイ)との相性を確認済みのBluetoothスピーカと設定方法の紹介。実際に使って音が出なくなったトラブルへの対処方法を初心者の人にも分かりやすく説明します。

Bluetoothスピーカの他にも、Google Homeから喋らせる方法もあります。設定方法は、こちら↓

【ラズパイ】Google Homeの連携。エラーで音が出なくなったときの対処方法。
ラズパイ(ラズベリーパイ)とGoogle Homeの連携。時報としてGoogle Homeに喋らせる方法を紹介します。時々、Google Homeが喋らなくなるトラブルへの対処方法を初心者の方にも分かるように紹介します!

また、

決まった言葉を喋らせる方法もいくつかあり、初心者の人でも簡単にできる方法としては、3つあります。

どの方法も1時間もあれば使えるようになるほど簡単ですが、使い勝手として、メリット・デメリットがそれぞれあります。

自分が求めるものに応じて使う分にはまったく問題ありませんが、求めるものと合わない場合、実際に使ってみたら、全然うまく使えなくて、ストレスだけがたまる、、、ということになってしまいます。

そんな風にならないためにも、

最適な方法を紹介しますので、使う場合の参考にしてください。

では、まずはその3つの方法を紹介します。

スピーカー

スピーカーに喋らせる3つの方法

数字の3
  1. google-home-notifierを使って、Google Homeから音声を出す
  2. VoiceTextを使って、Bluetoothスピーカーから音声を出す
  3. Open JTalkを使って、Bluetoothスピーカーから音声を出す

GoogleHomeに喋らせる方法の比較

 

google-home-notifier

(Google Home)

VoiceText
(Bluetoothスピーカー)

Open JTalk
(Bluetoothスピーカ-)
メリット

IFTTと連携できる
 ⇒外部サービスとの連携が容易
・Wifiがつながれば使える
 ⇒Bluetoothスピーカーと比べて遠くの距離に置ける
・長文も喋られる

設定が簡単
テレビのナレーションのような感じで喋ってくれる
喋りが自然
・キャラクタが複数ある
・長文も喋られる

・声色など細かい設定ができる
・これからもずっとサービスを続けてくれそう
デメリット

仕様が変わって突然喋らなくなることがある
・喋りの設定は1種類のみ

・企業の無料サービスなので、突然サービス終了になる可能性がある 設定が少し大変
おすすめの使い方 Google Homeから喋らせたい場合
・IFTTTを使って、外部サービスと連携したい場合
簡単に喋らせたい
 ⇒初心者向け
・テレビのナレーションと同じ感じに喋らせたい
声色など細かく設定したい
⇒目立たない声色で喋らせたい場合など

cript type="text/javascript" src="https://xml.affiliate.rakuten.co.jp/widget/js/rakuten_widget.js">

google-home-notifierを使った場合のメリット

IFTTTとの連携が簡単なので、外部サービスと連携しやすい

Google Homeは、外部サービスとの懸け橋になってくれるIFTTTとの相性が良いです。ダイレクトでコマンドを送ることができたり、Google Homeをコマンドの入力手段や出力手段として、色々な外部手段との連携ができます。詳しくは、こちら↓を見てみてください。

【ラズパイ】IFTTTとGoogle Homeで気象情報を通知
連携サービスのIFTTT(イフト)によって、ラズパイ(ラズベリーパイ)を使ってGoogle Homeに気象情報を喋らせる方法を紹介します。初心者でも30分もあれば簡単に設定できて、大雨警報などの情報を喋らせることができます

設置の自由度が高い

google-home-notifierを使う場合は、必然的にGoogle Homeを使うことになります。ですので、まずはGoogle Homeの特徴は何か? ということになります。

Wi-Fiなので設置場所は自由

wifi

Google HomeはBluetoothではなく、Wi-Fiで接続されます。

Wi-Fiの通信距離はBluetoothと比べて長いので、ラズパイから離れたところに設置できます。

例えば、Google Homeはリビングに置いて、ラズパイはPC部屋に置く、ということもできます、
もちろん、その逆もできます。

Bluetoothスピーカーの場合はどうしても通信距離に制限があるので、同じ部屋に置いて、しかも障害物がない状態の方が望ましいので、設置の自由度が高い、というのはGoogle Homeのメリットでもありますし、google-home-notiferを使う場合のメリットの一つになります。

google-home-notifierを使った場合のデメリット

Googleの仕様が変わって突然喋らなくなることがある

初心者の人にとっては、これが一番のデメリットだと思います。

ある日、突然喋らなくなることがあります。今まで2回ありました。

原因はGoogleの仕様変更で、対処方法はそんなに難しくはないのですが、初心者の私には自力ではどうしようもなく、ネットを色々調べて、やっと見つけて対処する。という感じでした。

時間が経てば、その対処法はネットにあふれてくるので、最終的には解決するのですが、それまでの間はGoogle Homeからは喋らせることができなくなります。

たとえば、そのトラブルは、こちら↓のようなものです。

【ラズパイ】Google Homeの連携。エラーで音が出なくなったときの対処方法。
ラズパイ(ラズベリーパイ)とGoogle Homeの連携。時報としてGoogle Homeに喋らせる方法を紹介します。時々、Google Homeが喋らなくなるトラブルへの対処方法を初心者の方にも分かるように紹介します!

喋りの設定が1種類のみなので、変更できない

これは気にする人は気にする、という程度だと思います。もっと明るい感じが良いなあと思っても変えられません。

VoiceTextを使った場合のメリット

設定が非常に簡単。しかも、クオリティが高い。一番のおすすめ

実は、個人的には一番のおすすめは、VoiceTextです。実際、一番使っています。

VoiceTextは、HOYA社のサービスで、正式版は企業向けの有料ソフトです。試用版として、WEB APIとして、ライブラリを提供してくれています。

正式版と比べると、詳細な設定ができなかったり、選べるキャラクタが限られていたり、機能は限定されています。ただし、

家で遊びで使う分には十分ですし、クオリティが非常に高いです。

テレビ東京系列のモヤさまのナレーションをしているSHO君も、このVoiceTextの声です。テレビのナレーションでも使えるぐらいのクオリティの高さなんです。

それにもかかわらず、設定が非常に簡単です。こちらの公式HPを見ればすぐにできちゃいます。

これだけ簡単に設定できて、このクオリティの高さは、本当にすごいと思います。長文を喋らせても、全く違和感ないです。

企業向けのがどれだけ世間に知られているのかは分かりませんが、おそらく、企業向けの有料版のクオリティは半端ないんだと思います。

VoiceText Web API
Webに声を、感情を。高品質な音声合成VoiceTextが、簡単に使えるWeb APIに。

キャラクタが選べる。設定がたくさんある。

キャラクタが6種類の中から選べます。男性2人、女性2人、サンタ、熊です。

キャラクタの中には、感情(喜怒哀楽)や話すスピードも選べます。

無料とはいえ、結構カスタマイズ性は高いです

VoiceTextを使った場合のデメリット

突然サービスが終了する可能性がある

民間企業がやっている無料サービスなので、

いつか突然終了する可能性はあります。

企業なので、しょうがないことですし、終了することがあるのかも分かりません。

実際のところ、これがデメリットになりうるのか、、、という疑問はありませんが、とりあえず挙げてみました。

Open JTalkを使った場合のメリット

細かい設定ができる

声色、スピード、ピッチなど細かい設定が色々できます。

設定をトライ&エラーで色々な組み合わせで試せば、本当に自分が出したい声を出すことができます。

これが無料でできる、ていうのはすばらしいと思います。

はっきりと目立つような声にしたい場合もあれば、なるべく目立たない声にしたい場合もあると思います。そんなものを求めるのであれば、このOpen JTalkを使うことをおすすめします。公式HPとOpen JTalkの設定方法はこちら↓です。

Open JTalk - HMM-based Text-to-Speech System

Open JTalkを使った場合のデメリット

設定が少し大変(初心者にとっては)

色々とカスタマイズができる反面、

やや設定が煩雑です。

中級者にとっては、たいしたことない設定なんだと思いますが、私を含め、初心者にとっては少し大変です。

ただし、ちゃんと時間を掛ければできるので、それほど気にしなくても良いかもしれませんが。。。

以上、3つの方法を紹介しました。

シェアする
子どもとおでかけ 公園遊びブログ

コメント