ラットックシステム社のスマートリモコン”RS-WFIREX3”は、色々な機器やサービスと連携できる神リモコンです。その魅力について、本ブログでも紹介しています。例えば、家電製品がGoogle Home対応製品でない場合でも、RS-WFIREX3を使うことで、Google Homeと連携することで声でテレビやエアコンを操作することができます。さらに、IFTTTと連携することで、日の出や日の入り時刻に合わせて照明をつけたり消したりすることもできます。過去記事で詳しく紹介していますので、良かったら参考に見てみてください。
RS-WFIREX3の魅力はこれだけではありません。本体には明るさを感知できる明るさセンサー(照度センサー)が搭載されています。リモコン単体ではその明るさセンサーを使ってもできることは少なく、たかだか今の明るさが分かる程度です。例えば、↓の画面に表示されているのは”10lx(ルクス)”です。少し暗めの部屋です。
※lxルクスとは、明るさを表す単位で、街灯の下が50~100luxで、月明かりが1lux程度です。
部屋の明るさに連動して照明をON/OFFする
RS-WFIREX3単体では明るさセンサーの使い道はそれほど広くはないですが、IFTTTと連携することで使い道が広がります。その一例としては、明るさセンサーで検知した明るさに応じて、照明を切り替えることができます。その方法をしょうかいします。まずは以下のような準備をしましょう。
- RS-WFIREX3(ラトックシステム)
- IFTTTを使える準備
- リモコンで操作できる照明 あるいは、
- リモコンで電気をON/OFFできるようなスイッチ
RS-WFIREX3(ラトックシステム)とIFTTTを準備
過去記事のRS-WFIREX3とIFTTTの連携で紹介しているので、そちらを参考にしてください。RS-WFIREX3は↓のような外観です。手のひらサイズなので置いておいても邪魔になりません。それも大事ですね。
リモコンで操作できる照明、スイッチ
赤外リモコンで操作できる照明があれば、他に準備するものはなくて大丈夫です。もし、リモコン対応でない場合には、スイッチをリモコン対応にすればそれで大丈夫です。例えば↓のようなものです。Panasonic製なので安心して使えます。
IFTTTの設定
それでは実際に設定に移りましょう。まずはIFTTTを設定します。IFTTTのアプリを開きます。左側がIFTTTのアプリです。iOSのアプリを表示しています。
IFTTTの”IF”を設定
次に、IFTTTの”IF”を決めます。何をトリガーにするかを設定します。IFTTTアプリを開いた後にIFをタップして出てくる検索画面に”RATOC”と入力します。すると、↓のように”RATOC REMOCON”が出てくるのでこれをタップします。
すると、設定画面になるので、”リモコン指定”でリモコンを指定します。
”明暗指定”では次に決める”明暗基準値”よりも低くなったとき、あるいは明るくなったときにさせたいかを選びます。今回は部屋が暗くなったら照明をONにするので、ここは”より低い”を選択します。
”明暗基準値”は、今回はこの値よりも小さくなったときに照明をONするので、その基準値を選びます。ここでは実際に部屋を暗くしたときの照度をアプリで見ながら設定するのが良いです。リモコンの設置場所によっては、光が届きにくかったり、届きやすかったり、まちまちで、それにより基準値を決めるのが難しいです。そのため、実際に部屋を暗くして、このぐらい暗くなったら電気をつけたいって思うときの照度をメモっておいて、その値をここに入力しましょう。
これで”IF”の設定は完了です。次はトリガーがひかれたら何を実行するかを設定します。
IFTTTの”THAT”を設定
つぎに、何を実行するかを設定します。照明をリモコン対応であれば、”照明の操作”を選択します。もし、照明がリモコン非対応で、スイッチが対応しているのであれば、”機器の操作”を選択します。
まずは、”照明の操作”を選んだ場合の設定を説明します。”照明の指定”であらかじめ家電リモコンと接続させた照明を指定します。そして、”照明の操作”で”全灯”を選択します。これでOKです。
つぎに、”機器の操作”を選んだ場合の設定を説明します。”機器の指定”で照明を選択します。そして、”機器の操作”で”オン”を選択します。これだけでOKです。
以上で設定完了です!非常に簡単です。
まとめ
ラットックシステム社のRS-WFIREX3とIFTTTを連携させることで、部屋が暗くなったら自動的に照明をつける方法を紹介しました。RS-WFIREX3が搭載している明るさセンサー(照度センサー)を使うことで非常に簡単に実現することができます。IFTTTと連携することで、本体に搭載している明るさセンサーの使い道を広げることができます。他にもIFTTTと連携することで実現できる機能はたくさんあります。これからもRS-WFIREX3の魅力とその使い方を紹介していきますので、お楽しみに!
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